歯が欠けたので歯医者行ってきました〜
歯ぎしりって皆さん知っているものなのでしょうか。
簡単な説明でいうと、寝ている間に無意識に噛み締めてしまう、またギリギリと歯の上下を擦り合わせてしまうことです。歯が削れたり、肩が凝ったり、また一緒に寝ている人が煩くて眠れないなど色々問題のある症状なんですよねー。
その歯ぎしりのせいか奥歯の真ん中の一部が欠けてしまい、その穴を埋めに行ったらついでに虫歯がそこから広がっていて、少し削られてしまいました トホホ‥
しかし本当に虫歯って削らないといけないのかというと、そういうわけではなさそうなんですよね。
前岡 遼馬さんが書いた歯医者が本気で書いた、歯を残すための教科書を先日よんだのですが、
歯の問題として大きく「虫歯」と「歯周病」があり、虫歯の原因はなにかというと、なんと「砂糖」です!
…いや知ってるし、そのために歯磨きしてるし
と思ったあなた!そうではないんです。
虫歯の原因は歯に砂糖が付いて残っていることではなく、甘いもの(砂糖)を食べたり飲んだりする「頻度」なんだとか。
確かに歯磨きは歯の表面から細菌を取り除く行為なんですが、結局すぐに細菌が増えてしまい意味がない。
つまり歯磨きをどれだけ頑張っても、甘いものを食べる頻度が多ければ結局は虫歯になってしまう様です。。。
「一生甘いものを食べるなってこと?!」「じゃあなんで歯磨きをするんだよ!」、って思ったあなた!
順番にお答えしていきます。
まず甘いものとの付き合い方ですが、決して飲食してはいけないということではなく、1日の中で時間を決めて摂ると良いようです。後は食事と完食の間には3時間くらい空けることが理想とされているようです。
原理としては、口の中に甘いものが無い時間を十分に作ると「再石灰化」、砂糖が口の中から消えてからしばらくすると、細菌の酸で溶けかけていた歯の表面が唾液の成分で元に戻る現象が起こるようです。
次に何故歯磨きをするかというと、「虫歯」の為ではなく「歯周病」の為にしているようです。
歯と歯茎の境目や、歯と歯の間にプラークというものが付いてしまい、このプラークが毒素を出すことで、
歯茎が腫れたり、歯周ポケットができたりするようです。
因みにきちんとした歯磨きの仕方は下記(たぶん多くの人が出来ていません)
まず条件
・手鏡をきちんと見る(プラークの位置をきちんと確認する為)
・歯磨き粉はつけすぎない(泡が多いと磨いている場所が見えない為)
・ながら磨きはNG、集中して磨く(そのかわり1日一回で大丈夫)
次に磨くコツ
・歯ブラシは1cmくらいの範囲で細かく動かす!
・歯に対してやや斜め下から歯ブラシを当てる!(歯茎と歯肉の境目にプラークが溜まるから)
・歯ブラシの毛先が開かないくらいの力で磨け !(開いたところで磨き残しが出来てしまうから)
以上です。
歯に関する本を読んだのは初めてなのでこれが全て正しいかどうかは分からないのですが、
やって損はないなーと思うので、参考にしてみたいと思います!
じゃね♪
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